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2022年 3月
DOCG銘柄を検索
イタリアのDOCG全76銘柄を順次更新中!
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2022.03.07
土着品種
Cannonau
カンノナウ
歴史:カンノナウは、主にサルデーニャ州にて栽培されている土着の黒ブドウ品種である。同州で最も生産されている重要なブドウ品種であり、フランスのグルナッシュやスペインのガルナッチャなどのブドウ品種と形態学的に親和性があることがわかっている。その歴史については、アラゴン王国支配下の1400年代にスペインから…
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2022.03.07
土着品種
Grechetto
グレケット
歴史:グレケットは、主にウンブリア州を中 心とした 中 部イタリアで栽培されている土着の白ブドウ品種である。中世には、特徴の異なる様々なブドウ品種とともに植樹され、当時東地中海で造られていたようなワインが生産されていた。名前の通り、ギリシャ人に植民地化されていた歴史的背景をもつ 南 イタリアから伝 わっ…
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2022.03.07
土着品種
Gaglioppo
ガリオッポ
歴史:ガリオッポは、主にカラブリア州のイオニア海に沿った地域にて栽培されている土着の黒ブドウ品種である。地域でも長い歴史を持つ主要の黒ブドウであり、古代ギリシャ人との関わ りも強い。 紀元前8世紀後半より、古代ギリシャは現在のカラブリア州を含む南イタリアとシチリア島を大植民地化し、Magna Grecia(マ…
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2022.03.07
土着品種
Verdeca
ヴェルデカ
歴史:ヴェルデカは、主にプーリア州のアルベロベッロ、ロコロトンド、マルティーナ・フランカなどの観光地でも有名なイトリア渓谷地帯にて栽培されている土着の白ブドウ品種である。地域でも長い歴史を持つ主要の白ブドウであり、南イタリアの多くのブドウ品種と同様にギリシャを起源とする説が有力である。また一部では…
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2022.03.07
土着品種
Lambrusco
ランブルスコ
歴史:ランブルスコ種は、主にエミリア=ロマーニャ州のパルマより東のレッジョ・エミリア県、モデナ県とロンバルディア州のマントヴァ県に栽培されている黒ブドウ土着品種群の総称である。とりわけ、これらのブドウ品種から造られる同名の微発泡性の赤ワインが有名なところだが、その使用品種も含め現在14のランブルスコ系…
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2022.03.07
土着品種
Grillo
グリッロ
歴史:グリッロは、主にシチリア州 西 部トラーパニ県にて栽 培されている土 着の白ブドウ品 種である。シチリアに存 在する100以上の土着品種は、青銅器時代(A.C.3000~A.C.1200)にギリシャから持ち込まれ、その多くはイタリアのみならずヨーロッパの品種の遺伝的起源とされる。しかしながら、グリッロはそのような自然…
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2022.03.07
土着品種
Pignolo
ピニョーロ
歴史:ピニョーロは、フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州原産の歴史的な黒ブドウ品種の一つである。ピニョーロという名称は、Pigna(ピーニャ=松かさ)に由来する。ブドウの実がコンパクトでまとまりがあり、その形状が松かさに似ていることからこの呼称になったと考えられる。 その歴史は1300年代まで遡り、フリウリ…
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2022.03.07
土着品種
Ribolla Gialla
リボッラ・ジャッラ
歴史:リボッラ・ジャッラはイタリアにおける数多くの土着品種の中でも、とりわけ古い歴史を持つ品種の一つとして知られる。記述のある最も古い文献はおよそ700年前のものであり、現在のフリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州東側のフリウリ地方の土地に深く関わってきた品種である。当時の文献(1299年)には呼称Uva Rabi…
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2022.03.07
土着品種
Frappato
フラッパート
歴史:1760年にシチリア南部のラグーサ県のヴィットーリアで初めてフラッパートに関する記載がなされたことから、起源はこの地であると考えられている。一方で、スペインから持ち込まれた説を主張するブドウ品種学者もいるが明白な根拠はない。 フラッパートという呼称は1909年にアントニオ・アメンドラ男爵がつけたと言…
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2022.03.07
土着品種
Canaiolo Nero
カナイオーロ・ネーロ
歴史:白ブドウのCanaiolo Biancoと区別するためCanaiolo Neroと呼ばれるが、一般的にはCanaioloとして知られている。起源は明らかではないが、非常に古く、トスカーナ州が起源であると思われる。農学者ピエトロ・デ・クレシェンツィ氏は1303年に出版した著書の中で、カナイオーロをUva Canajuola(ウーヴァ・カナイウオー…
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