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DOCG Moscato di Scanzo
DOCG モスカート・ディ・スカンツォ
州 | |
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ワインのカテゴリー | 赤甘口 |
主なブドウ品種 | モスカート・ディ・スカンツォ100%。 |
DOCG昇格年 | 2009年 |
生産規定 | ブドウを9月末から10月中旬に収穫した後21日間以上の陰干し、ステンレスタンクでの熟成が義務付けられています。法定熟成期間は24ヶ月。 |
ブドウ総作付け面積 | 31 ha |
生産量 | 160 hl |
年産6万本のみの希少ワイン
生産エリアのスカンツォロシャーテはミラノから北東へ約60km。ロンバルディア州の中央に位置する人口約1万人の町で、その更に北東は標高1,000mほどの山が聳える山岳地帯となっており、谷間が入り組んでいます。モスカート・ディ・スカンツォのブドウ畑は町と山々の間に位置し合計でわずか31ヘクタール。かねてより生産量の少ない価値の高いワインとして知られてきました。ブドウを9月末から10月中旬に収穫した後21日間以上の陰干し、ステンレスタンクでの熟成が義務付けられています。ワインはチェリーやプラム、ジャム、バラ、セージ、下草などの複雑な香り。若いうちからタバコやチョコレートといった第三アロマも感じられます。バランスのとれた上品な味わいで、甘さも控えめ。ソフトでビロードのように滑らかな口当たりで、余韻も長く続きます。