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DOCG Asti
DOCG アスティ
州 | |
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ワインのカテゴリー | 白 |
主なブドウ品種 | モスカート・ビアンコ 100% 。 |
DOCG昇格年 | 1993年 |
生産規定 | 法定熟成期間なし。 ヴェンデンミア・タルディーヴァは12ヶ月以上。 |
ブドウ総作付け面積 | 7,770 ha |
生産量 | 643,179 hl |
革新をもたらしたマルティノッティ法の誕生
生産エリアはピエモンテ州アスティの南側、石灰質土壌の丘陵地に広がっており、アロマティック品種モスカート・ビアンコ100%で造られる、香り高いワインです。1895年、ピエモンテの醸造学者フェデリコ・マルティノッティ教授は、ガンチャ氏が考案した「モスカート・シャンパーニュ」とは違った新しい醸造方法「マルティノッティ法(シャルマ法)」を採用し、二次発酵を圧力タンク内で行うことによってピエモンテのスプマンテ生産拡大への大きな一歩を踏み出しました。マルティノッティ法は大量生産が可能なことと、アロマティック品種に向くことから、アスティ・スプマンテの多くはこの醸造方法で造られています。アスティ生産者協会の設立は1932年で、人気銘柄のバローロよりも古い歴史を持っており、当初から普及度が高かったことが伺えます。モスカート・ビアンコの畑の総面積は約9,700ヘクタールで、ブドウ栽培農家は4,000社以上にのぼります。