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DOCG Franciacorta

DOCG フランチャコルタ

DOCG フランチャコルタ (Franciacorta)
                                                                                       
ワインのカテゴリー
主なブドウ品種 フランチャコルタはシャルドネ0~100%、ピノ・ネロ 0~100%、ピノ・ビアンコ 50%以下、エルバマット10%以下。
フランチャコルタ サテンはシャルドネ0~100%、ピノ・ビアンコ50%以下。
フランチャコルタ ロゼはピノ・ネロ 25%以上、シャルドネ 50%以下、ピノ・ビアンコ 50%以下、エルバマット10%以下。
フランチャコルタ ミッレジマートはシャルドネ0~100%、ピノ・ネロ0~100%、ピノ・ビアンコ 50%以下、エルバマット10%以下。
フランチャコルタ リゼルヴァはシャルドネ 0~100%、ピノ・ネロ 0~100%、ピノ・ビアンコ50%以下、エルバマット10%以下。
DOCG昇格年 1995年
生産規定 法定熟成期間は18ヶ月。
ブドウ総作付け面積 229 ha
生産量 136.024 hl

フランチャコルタの背景

氷河期にイゼオ湖であったフランチャコルタの生産エリアは、1万年以上前の氷河が削り取られた岩石や土砂などが堆積して造られた氷堆積土壌で、豊富なミネラルと様々な成分を含んでいます。現在も湖の南側にはセビーノ沼が広がっており、自然保護地区に指定されています。元々経済的に貧しかった農民の土地がイタリアを代表する瓶内二次発酵ワインの産地となったのは、1961年に「グイド・ベルルッキ」社が初めてフランチャコルタをリリースしたことが始まりで、歴史はまだ60年余りと新しい銘柄です。15世紀前半および18世紀後半から19世紀前半にかけて、フランスに統治されていた歴史背景からこの辺りでは国際品種が多く植えられてきました。この土地が投資対象になったことや経済都市ミラノからの立地、イゼオ湖の影響を受けるテロワール、シャルドネ、ピノ・ネロ、ピノ・ビアンコといった既存のブドウからフランチャコルタが誕生したのは自然なことでした。

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