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DOCG Gattinara
DOCG ガッティナーラ
州 | |
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ワインのカテゴリー | 赤 |
主なブドウ品種 | ネッビオーロ(スパンナ)90%以上。 |
DOCG昇格年 | 1990年 |
生産規定 | 法定熟成期間は35ヶ月(うち、木樽熟成24ヶ月以上)、リゼルヴァは47ヶ月(うち、木樽熟成36ヶ月以上)。 |
ブドウ総作付け面積 | 89 ha |
生産量 | 3,819 hl |
火山性土壌で造られるネッビオーロ主体のワイン
ガッティナーラは、アルト・ピエモンテと呼ばれる州の最北東部に位置しています。イタリアとスイスの国境付近にはモンテ・ローザが高く聳え、冬の冷たい北風から畑を守っています。夏には氷河や渓谷からの風が吹き込み、昼夜の寒暖差がしっかりと生まれる地域です。この辺りは2億5千万年前に火山が噴火したことから下層土は火山性土壌となっているのが特徴です。斑岩や花崗岩などのマグマ起源の鉱物が豊富で、カリウム、マグネシウム、鉄などを含む水はけの良いアルカリ性土壌となることから、よりしっかりとした骨格とミネラル感を持つワインに仕上がります。ワインはネッビオーロ(スパンナ)を90%以上使用します。その他に土着品種であるヴェスポリーナ種(色味を加える効果がある)を最大4%、ウーヴァ・ラーラ種(別名ボナルダ・ディ・ガッティナーラ。酸味を抑える効果がある)を最大10%まで使用することができます。