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DOCG Valtellina Superiore
DOCG ヴァルテッリーナ スペリオール
州 | |
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ワインのカテゴリー | 赤 |
主なブドウ品種 | キアヴェンナスカ(ネッビオーロ)90%以上。 |
DOCG昇格年 | 1998年 |
生産規定 | 法定熟成期間は24ヶ月以上(うち木樽熟成12ヶ月以上)。リゼルヴァは36ヶ月以上(うち木樽熟成12ヶ月以上)。 |
ブドウ総作付け面積 | 298 ha |
生産量 | 14,016 hl |
ヴァルテッリーナのブドウ栽培
ミラノを州都とするロンバルディア州北部、人口約183,000 人のヴァルテッリーナはアルプス山脈からコモ湖に流れ込むアッダ川一帯で東西に広がる渓谷です。氷河期起源の谷底の幅は比較的狭く、渓谷の斜面は圧迫感があるほど急峻です。アッダ川の北側(南向きの斜面)にのみDOCGとしてリリースすることが認められた畑は50kmに及び、生産性を高めるために段々畑となっています。 ヴァルテッリーナの畑が急速に拡大していったのは19世紀。合計6,000ヘクタール以上となり、当時すでに約2,000ヘクタールでこの地を代表するブドウ品種「キアヴェンナスカ(=ネッビオーロ)」が栽培されていました。標高の低い畑にはより栽培しやすいブドウの木も植えられ、そういったエリアのブドウからは格下のヴァルテッリーナ・ロッソDOCをはじめ、その他の赤、ロゼ、白、スパークリングといったワインがリリースされています。