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DOCG Vermentino di Gallura
DOCG ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ
州 | |
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ワインのカテゴリー | 白、フリッツァンテ(微発砲)、スプマンテ、パッシート、ヴェンデンミア・タルディーヴァ(遅摘み) |
主なブドウ品種 | ヴェルメンティーノ95%以上。 |
DOCG昇格年 | 1996年 |
生産規定 | 法定熟成期間はなし。Superioreは3ヶ月以上、パッシートは6ヶ月以上。 |
ブドウ総作付け面積 | 1.150 ha |
生産量 | 45.719 hl |
ミネラル感たっぷりの島ワイン
ガッルーラとは「岩の多い、石の多い」という意味で、島の北東部のガッルーラ地方を訪れるとあちこちに張り出した巨大な岩の塊に目を見張ります。また、海岸では雨や海風によって浸食された花崗岩の「自然の彫刻」に遭遇します。このエリアでは、夏季に地中海特有の冷たい北西風(マエストラーレ)が非常に強く吹くため、ブドウに有害な菌が付きづらくなることが大きな特徴のひとつです。また、夏の日中は暑く、夜は非常に涼しくなる寒暖の差もブドウ栽培にとって大変効果的です。ヴェルメンティーノ種はサルデーニャ島以外でも、リグーリア州やトスカーナ州、また、サルデーニャ島のすぐ北に位置するフランス領のコルシカ島やプロヴァンス地方でも栽培が盛んです。中でも花崗岩質土壌で造られるヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラDOCGはしっかりとしたアルコール度を持ち力強く、ミネラル感の高い味わいに仕上がります。通常の白ワインの他にもスプマンテや甘口といったヴァリエーションがあるのも特徴です。DOCGの規定ではヴェルメンティーノ種を95%以上使用することが義務付けられていますが、ほとんどの生産者はヴェルメンティーノに誇りと自信を持って 100%で生産しています。香りにはレモンやグレープフルーツといった柑橘類や白桃、ハーブ、アーモンドを思わせるような香ばしさやふくよかさも感じられます。